FEATURE

2016/04/22

デザイナーインタビュー
vol.3 “Lizzie Fortunato”

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左:Lizzie、右:Kathryn

(左:Lizzie、右:Kathryn)

3月25日(金)に誕生したアクセサリー、ジュエリー、雑貨をセレクトした新業態「decor URBAN RESEARCH」
その「decor URBAN RESEARCH」を形成するのは世界中から生み出された素晴らしいアイテムの数々。

→2016年3月25日(金) decor URBAN RESEARCH NEWoMan SHINJUKUオープン

こちらでは厳選しセレクトされたジュエリー・アクセサリーデザイナーの想い、アトリエの中からプライベートまでインタビューさせていただいたものをご紹介していきます。

第3回目は双子の姉妹LizzieとKathrynが手がけるニューヨークのアクセサリーブランド“Lizzie Fortunato”。
是非ご覧ください。

10 Questions for Lizzie Fortunato (リジー・フォルトゥナート), Lizzie Fortunatoデザイナー

1. どういうきっかけでジュエリーブランドをスタートしたのか教えてください。

Lizzieのデスク

高校生のころにジュエリー作りを始めたの。子供のころから物作りが大好きで、洋服を解体してクッションを作ったり、リメイクしたりしていたわね。
高校のプロムドレスも自分で作ったのよ。ジュエリー作りを始めたときは、洋服をデザインするよりも簡単で早いと思っていたけど、実際は違ったわね!
今ではネックレス制作に何ヶ月もかかっているから。

大学では文学と芸術史を勉強しながら、ずっとジュエリー制作を続けていたの。
私の双子の姉のKathrynは、根っからの起業家よ。通っていた大学の学生達から、私たちがつけていたジュエリーをどこで買えるのかと聞かれることが多くなって、Kathrynが学生たちに販売し始めたの。彼女はビジネスに長けていて、私はクリエイティブなことが得意なのよ。
大学卒業後、私はファッションのPR会社に、そしてKathrynはウォールストリートの金融会社に就職。私は、フルタイムで働きながら、ジュエリー制作を続けていたんだけど、仕事が好きになれなかったので、フルタイムでジュエリーデザインを仕事としてスタートすることにしたの。

最初は、サンプル製作、制作、営業、出荷作業も全て一人でやって、Kathrynには夜や週末に手伝ってもらっていたわ。でも、彼女の仕事もとても忙しくてね。
ブランドを立ち上げた最初の年に、Women’s Wear Daily(ファッションの業界紙)に私のネックレスが取り上げられて、とても大きな反響があったの。それに勇気づけられて、週7日24時間働き続けたわ。
そして数年後、Kathrynが悩んだ末に、金融の仕事をやめて、私のジュエリービジネスに参加してくれたの。
営業や会社のオペレーション、ビジネスの全てを彼女が見てくれるようになって、私はデザインに集中できるようになったわ。
オフィスでは7人のチームが一体となり、世界中の素晴らしいショップと取引きをして、VOGUEやELLEといった雑誌に常にコレクションも紹介してもらえて・・・本当にKathrynには感謝しているのよ。

2. 毎シーズン本当にクリエイティブでユニークなコレクションですが、デザインプロセスを教えてもらえますか?

制作風景

様々な場所でインスピレーションを受けるわ。アート、建築、写真、そしていちばん多いのは旅行ね。
今まで行ったことのない国や場所に行って、今まで見たこともないようなものを見ると、影響されるわね。例えば2014年の春のコレクションは日本、2015年の秋のコレクションはモロッコだったの。
デザインプロセスとしては、写真やイラスト、切り抜きなどを集めて、ムードボードを作るの。 そして、そのムードに合う材料を集めながら、パーツのデザインも始めるわ。
アフリカンビーズの業者、半貴石のストーンカッター、テキスタイルやレザーの業者など、様々なところから材料を集めるので、このプロセスにはかなり時間がかかるわね。材料やパーツが揃ったら、サンプルを作り始めるのよ。パーツや石をつなげて、はずして、自分がつけてみて、また修正して・・・自分が納得いくまでね。
私にとっては、ジュエリーは美しいだけではなくて、つけて心地良いもので、簡単に身に付けられることも、重要なの。10~12点ぐらいサンプルができて、コレクションのヴィジョンが見えてきたときの「これだ!」という瞬間がとても好きよ。

3. デザインするにあたって、ミューズや、いつもインスピレーションを受ける特定の人物はいますか?

特定のミューズはいないわね。毎シーズン色々なものからインスピレーションを受けているわ。そのインスピレーションが、女性ということもあるけど。
過去には、Georgia O’Keeffe、Frida Kahlo、Agnes Martinなどのアーティスト達からインスピレーションを得たこともあるわ。
ブランドのミューズといえば、自分のスタイルや考えを持った“オリジナルドレッサー”たちにインスパイアされるわね。私の言う“オリジナルドレッサー”とは、トレンドを追わず、アート、旅行、冒険が好きで、ユニークかつストーリが語れるファッションピースを収集している人達のことよ!

4. デザインするときは、何か音楽を聴いていますか?
今回のSpring 2016コレクションにはどんな音楽が合うと思いますか?

私のボーイフレンドは、Songzaという音楽ストリーミングサービス(現在はGoogle に買収され、Google Play Musicに導入されているサービス)を設立した、音楽の玄人ともいえる人なので、彼が私のミュージックコンシェルジェね!
新しい音楽に出会うのは大好きだし、デザインするときはいつも音楽を聴いているわ。いつも部屋には音楽をかけていたいタイプね。ブルーグラス~ソウル、ポップスまで、色々な音楽が好きよ。
Spring 2016コレクションには、The Beach Boysが合うと思うわ!

5. お気に入りのジュエリーやおスタイリングのコツを教えてください。

この春のお気に入りは、Western Collarと名付けたタッセル付きのネックレス。タッセルを前に持ってきても、背中に持ってきても、存在感があって、スタイリングのアクセントになるわ。シンプルなニットやブラウスに合わせたり、サマードレスに合わせるのがお勧め。

  • タッセル付きのネックレス
  • タッセル付きのネックレス

    Necklace ¥50,000+tax

あとは、大ぶりのイアリングね。結婚式やパーティーなど、あらたまった席には、私たちのイアリングはお勧めよ。イアリングだけで、スタイリングをぐっとドレスアップしてくれるから!

  • 大ぶりのイアリング
  • 大ぶりのイアリング

    Earrings ¥39,000+tax

そして、スタイリングの仕上げにアートピースのようなクラッチを加えるのが、私のスタイルね。

  • クラッチ
  • クラッチ

    Bag ¥60,000+tax

6. 普段はどんなスタイリングが好きですか? 日々愛用しているブランドはありますか?

洋服はベーシックなものが好きね。ボーイフレンドシルエットのブレザー、ストレートのジーンズ(背が低いからいつもお直しだけど!)、チェルシーブーツ、ブラックのタートルネックのカシミアセーターが私の定番のスタイル。
シンプルなスタイリングをベースに、色を足したり、アクセサリーでドレスアップするの。私は自分に何が似合うかを良く分かっているので、トレンドは追わないタイプよ。
オフィスでは、ブラックジーンズにセーターかブレザーを合わせていることが多いかしら。ドレスアップするときは、ハイウエストのタックパンツかスカート。
普段着ているブランドでいうと、Apiece Apart、Jesse Kamm、Shaina Mote、Nomiaといったブランドがお気に入り。靴なら、Dieppa RestrepoとAnn Mashburn。ドレスアップなら、もちろん Dries Van Noten。The Row がもうすこしお手頃だったら良いのに!

7. ニューヨークのお気に入りの場所を教えてください。

【スポット】 以前住んでいたアパートがあるCrosby Streetがお気に入り。

【ショップ】 沢山あり過ぎるわね!あえてあげるなら・・・雑貨やギフトのお店では、Lower East SideにあるTop HatとEast VillageのJohn Derian、BrooklynにあるインテリアショップのCollyer’s Mansion。
ハイエンドデザイナーのショッピングなら、SohoにあるKirna Zabete。そしてお気に入りのCrosby StreetにあるDe Veraというアンティークジュエリーのお店は、たくさんのインスピレーションがもらえるところよ。

【レストラン】 Lower East SideにあるRuss & Daughters Caféはサーモン&クリームチーズを挟んだベーグルとチョコレートのデザートが絶品。

8. 日本でのお気に入りの場所も教えてもらえますか?

【スポット】代官山での散策はとても楽しかったわ!そして、今まで訪れた中でも、もっとも素晴らしい場所の一つが直島ね。

代官山
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【ショップ】もちろんアーバンリサーチよ。
あとは東京ハンズでステーショナリーを探すのも楽しいわ。

【レストラン】パレスホテル東京での朝食は、この世のものとは思えないぐらい素晴らしかった!インテリアも完璧。
中目黒のBagle Standardはベーグル好きの私が美味しいと思ったお店。表参道のDown the Stairsで食べたケーキとお茶も絶品だったわね。お店の雰囲気もとても素敵で。
あと、早朝の築地に食べに行った鮨文のお寿司は本当に美味しかったし、その後に立ち寄った米本珈琲も美味しかったわ!

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9. 忙しい毎日だと思いますが、リフレッシュするためにしていることはありますか?

NYを離れて、ボーイフレンドとUpstate(NY州北部)までドライプすることかしら。NYを出てたった二時間で、まだ手つかずの美しい自然が楽しめるの。私にとっては、自然の中で過ごすことが、一番のリフレッシュ法。クレイジーなファッションウィークが終わった後は、毎シーズン、このエリアに家を借りて、ハイキングや料理などを楽しむ、静かな週末を過ごしたいと思っているのよ。

10. 今まで行った旅先の中で、一番印象に残っているのはどこですか?そして次に行きたいと思っている所は?

今まで訪れた場所でいうと、おそらく日本だと思うわ。本当に直島に恋してしまったのよ!
大学で彫刻家についても勉強したので、展示されている作品も知っていたものが多かったし、実際に足を運べて、本物に触れられたことが、本当に嬉しかったわ。 
今月はベトナムとカンボジアに行くのだけど、初めて行く国だし、きっと素晴らしい旅になると思うわ。 現地の人々、場所、カルチャーに出会えるのがとても楽しみよ。

  • 直島
  • 直島
  • 直島

今後も魅力溢れる彼女達から目が離せない。

世界中から集めた素材にクラフトマンシップを施した独特なデザインのアイテムが勢揃いとなっております。
是非お越しくださいませ。

decor URBAN RESEARCH NEWoMan SHINJUKU

〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1-6 ニュウマン新宿2F
TEL:03-6457-8626

Instagram @decor_urbanresearch

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