FEATURE

2017/11/22

URBAN RESEARCH meets FREITAG
– IN NŒRD vol.1 –

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2017年にブランド設立20周年を向かえたアーバンリサーチ。
ジーンズカジュアルショップとして大阪にて産声をあげた会社は、時代の変化の中で、セレクトショップ「URBAN RESEARCH」としてアメリカ村へ第一号店を出店。
現在では、URBAN RESEARCHだけでなく、様々なニーズに合わせたブランドを全国展開しております。

URBAN RESEARCHが共に歩んできたブランドの中でも、長きにわたり歩みを進めてきたブランドの一つ、『FREITAG (フライターグ)』。

FREITAGは1993年に、マーカス・フライターグとダニエル・フライターグの兄弟が設立した、インディビジュアル・リサイクル・フリーウェイバッグです。
バッグのマテリアルには役目を終えたトラックタープ、自転車のインナーチューブ、車のシートベルトを主に使用しています。
デザイナー達が思うままにカットしたタープを元に作られるユニークで独創的なバッグの数々は、スイスを中心とするヨーロッパだけでなく、日本でも数多くのファンを獲得しています。

今回、アーバンリサーチはFREITAGが生まれ育ったチューリッヒを訪問。
バッグの生産を行うファクトリー兼オフィスの「NŒRD (ナード)」を核に、FREITAGというブランドを改めて紐解きます。

チューリッヒ空港からトラムに乗り、20分ほど歩くとNŒRDが見えてきます。
この建物にテナントとしてFREITAGのクルー達は身を置き、クリエイティブでサステイナブルなモノづくりに徹しています。

工場に入ってすぐに漂ってくる幌(タープ)の香り。
このタープの匂いが苦手な方もいれば好きな方もいますね。もっとも、好きな方はFREITAGファンに違いありません。笑
工場に持ち込まれたタープは、全てバッグのマテリアルとして管理されます。

持ち込まれたタープは、すぐにバッグに使用される訳ではありません。いくつかの準備が必要です。
まずはタープの裏側についたベルトを外します。
この作業には力が必要で、男性のスタッフが複数名で取り掛かっています。

剥がしたベルトや金具も無駄にはしません。
金具は金属を溶解し、再利用をする業者へ売ります。
どんなモノも無駄にはしない、というFREITAGのモノづくりに対する理念が伺えます。

私たちが訪問したタイミングで、スタッフが着手していたトラックタープは、FREITAGの中ではポピュラーなタープの「PLANZER (プランツァー)」。
ベタッとした濃厚な赤と白のターポリンは、FREITAGとの付き合いも長く、中にはこのタープのファンもいるほど。

不要な付属品をカットされたタープは、洗浄場へ向かいます。
汚れが付着しているタープを大型の洗濯機に入れて洗浄。
FREITAGのバッグはタープに付着した汚れや傷もそのバッグの個性として活かしている為、完全には汚れを落としません。

洗浄されたタープは、FREITAGが開発したドライマシーンによって運び出されます。
しばらくして乾燥したタープは、ようやくバッグに生まれ変わる準備が整います。

カラーチャートに分けられ、ロール状にまとめて保管。
どの色味のタープが何枚ストックされているか、ここで管理します。

整理されたタープは、いよいよタープをカットするデザイナーの元へ。

バッグのモデルのサイズに合わせたアクリルボードを用いて、カッターでタープをカットしていきます。
タープをどのようにカットするかでバッグのデザインは決まるため、デザイナー達は神経を集中させてカットに取り掛かります。

今回は、アーバンリサーチも特別にタープカットに参加させていただきました。アーバンリサーチ ブランドディレクターの村手が臨みます。
先ほど洗浄・乾燥されたばかりのPLANZERタープを使用。
今回の取材と、20周年の取り組みとして特別にストックしてくれていた貴重なタープをカットしていきます。

カットを終えたところでこの日は昼食を。
マーカス・フライターグとFREITAGクルーを交えテラスにてランチをいただきました。

驚いたのは、テラスの日除け&雨除けとしてタープを使用していたこと。

長距離の走行の中で、荷物を守るためのトラックタープ。
耐久性があり熱にも強く、水も通しません。そもそもこんな丈夫な素材を使用しているのだから、FREITAGのバッグが丈夫なのも頷けます。

次回へ続く。

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