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2019/02/15

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千原せいじさんに聞く SEIJI TECHと旅にまつわるあれこれ

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大阪という枠にとどまらず今や日本一いや、世界一オモロイ企業のよしもとクリエイティブ・エージェンシーと、大阪アメ村に端を発する我々アーバンリサーチがついにコラボしました!
巷に溢れる単発的な企画ではなく、世界一元気な都市、大阪というバッググラウンドを背景にもつ両社ががっぷり四つに組んだ濃厚で重厚なコラボ企画がスタート!!

その第一弾企画のお相手は、、
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のコンビ芸人・千原兄弟の兄の千原せいじさん。
仕事でもプライベートでも、世界中を旅しているせいじさんご本人が、旅を通じて本当に必要だと思うファッションを具現化しました。

「地球って狭いわ」「海外旅行中は、常に日本を代表していると思わなあかん」など強いポリシーや名言も飛び出す中、旅のエピソードを交えつつ、なぜ海外行くならそのファッションが良いのか。なぜこのディテールが必要なのかを語ってもらいました。

これを着れば、旅での快適なファッションも、機内での心地よさも、レストランでの礼儀も、日本人としての矜持も全てオールクリア!

地球って狭いわ

千原せいじさんに聞く
SEIJI TECHと旅にまつわるあれこれ

まずは、コラボにご協力いただきましてありがとうございます!
では早速コラボアイテムに関して。といきたいところですが、テレビで見ているのとは違ったせいじさんを知りたいという、我々を含め読者の方も多数いらっしゃると思いますので、最初にパーソナルな部分を伺いたいです。
当然テレビで拝見している印象からにはなりますが、せいじさんは豪快でありながらも、実は結構なこだわりがあるように感じますが、実のところいかがでしょうか。

こだわりかぁ。改めてそう言われても特に思いつかんのやけど笑。

んーなんやろ。そうやなぁ。今回の企画でいうところの服に関していえば、毎シーズン、テーマというか縛りを決めてるかなぁ。ミリタリーを着るシーズンにしようとか。そんぐらいかな。ほんで旅と絡めて言うと、ベルトが必要なパンツは穿かんとかかなぁ。
だって搭乗手続きの時にセンサー鳴るのなんてジャマくさいしイラっとするでしょ?だから絶対に鳴らんようにしますわ。
だから腰回りが紐になってるイージーパンツとか、シワを気にして座ったりとかもイヤなんで、シワが気にならん素材のものをよく着てますね。
あとは機内着としても申し分ないリラックス感があって、それでいてかっちりして見えるような素材やディテールを持っている服がいいですよね。

やはり結構こだわりがありますね笑

でも、ここらは皆さんも同じちゃいますか。
あとはジッパーのついたパンツは極力穿かなかったり、裾にリブがあるものや、襟が高いものを着るようにするとかかなぁ。

そうですね、確かに最近は機内シーン含めトラベルをコンセプトにしたブランドが増えてきましたね。でもジッパーやリブ、襟が高いという理由に関してはなぜですか。

一度、ロケ中にパンツのジッパー壊れてもうてね。でも自分ですぐには直せませんでしょ、しかもそのままやと撮影できませんやん。今日の私服(ライダースジャケット)もそうですけど、ジッパーついてる服も好きやねんけど、ロケのときは避けるて意味でね。
それにアフリカあたりに行くと、やっぱり虫が多いから、服の中に入り込まないようにリブが締まっているものだったり、日差しがめちゃくちゃ強いので、日焼け予防や熱中症予防をかねて襟が高いのを着るんですよ。ここら辺は実体験から学んだことかな。

なるほど。海外ロケによく行かれているせいじさんならではですね。
ちなみに好きなブランドとかはあるんですか。

ブランドとかに特にこだわりはないんやけど。興味が湧いたものはとりあえず買いますね。一見無駄でこれ何に使うん?っていうデザインがあるものは好きですね。
こないだなんか、ソールとアッパーが取り外し可能なサンダル買いましたよ。色がいっぱいあって、組み合わせを変えられるってやつ。あとはそうやなぁ、よく買ってしまうのは外套、ようするにマントかな。なんか好きなんですよね。

マントは確かに最近あまり着られている人を見ない気がしますね。また旅に戻して質問ですが、旅に必ず持って行くものはありますか。

布テープ、手ぬぐい、水着、ビーサン、それに五本指ソックスと甚兵衛や浴衣ですかね。

いっぱいありますね!ひとつずつ説明いただいても宜しいですか。まず布テープは何に使うんですか。

日本の布テープは優秀なんですよ。破れたり、壊れたりしたらとりあえず貼っとけば、その時はなんとかなりますやん。服が破れたり、テントが壊れたりとか。だからとりあえず持っていきますね。機内持ち込みはあきませんよ、もちろん。危険物として取り上げられますからね笑。

で、手ぬぐいなんやけど、タオルだと嵩張るし、小さい毛がつくでしょ?それにハンカチとかバンダナやと小さすぎて首にかけたり、身体拭いたりとかしにくいんで、サイズも素材感もちょうどええ手ぬぐいが良いんですよね。
それに現地の人へのお土産としても喜ばれるしね。日本的なアイテムやし、柄なんかも和っぽいからね。だから、自分で使う用と、プレゼント用に結構持っていきますよ。

五本指ソックスもお土産用ですね。めっちゃ珍しいらしくて、プレゼントするとめちゃくちゃ喜ぶんですよ。

で、水着は自分用です。まずホテル着いたら真っ先にプールの確認ですからね。アフリカとかだとプールが汚いことがあるんですよ。だから明るいうちに綺麗かどうか確認しとくんです。入って良いプールか、そうじゃないプールか笑。
一回酔っ払って夜にプール飛び込んだんですけど、次の日起きてプール見たらめっちゃ汚くてってことがあってね。

ビーサンはもうね、命守るためですよ。

どういうことですか。

前にツレ(友人)と呑んでたら僕のロケ番組の話になりましてね、放映された中でシャワーを浴びてる場面が映ったらしいんですわ。で、そのシャワーのメーカーが、実は過去に漏電して感電死事故を起こしたって言うんですよ。ほんまかいな。とは思っとるんですけど。

それはちょっと怖いお話ですね。このエピソード聞くとゴム製のサンダル持ってかなきゃって思いますね。

そうそう、なんか怖いでしょ?だから予防もあってシャワーを浴びるときは通電を遮断するゴム製のサンダルを必ず履くようにしてます。

なるほど、では甚兵衛や浴衣はどうしてですか。
あまり着る機会もないように思うのですが。これもプレゼント用ですか。

いやいや自分用です。特に北欧あたりはそうなんかな?
ルーマニアに行った時なんかは、浴衣とか甚兵衛ってフォーマルだと思ってるみたいで、ちょっと高級なレストランとかカジノとか、浴衣か甚兵衛着てれば入れるんですよね。
それに珍しいからか、写真撮られたり、かっこいいなんて声かけられたりしますしね。喋られへんからよくわからんけど、多分そういってるんちゃいますかね笑
それにスーツ持ってくのは面倒やしね。

では旅をしていて困ったことはありますか。

んーそうやね、これは持論ですけど。
困ったことも含めて旅なんかなって。それがなければ、ただの散歩って思ってますよ。
こないだ、プロデューサーと話してたんですけど、移動距離5000キロ超えてからが旅で、それ未満は旅とは呼ばん。って話してましたわ。それ往復計算でいいですか?って言われましたけど笑。

なるほど笑。でましたね、名言が! 

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ここからはコラボアイテムに関して質問させていただきます。
今回はジャケットやイージーパンツ、シャツ、羽織りもの、手ぬぐい、Tシャツと幅広いラインナップになってます。
これまでの質問から作成に至る理由は想像できるのですが、完成した商品をご覧になっていかがでしょうか。

そうですね、僕自身が旅で必要だと思ったディテールは大体盛り込めたので満足してます。
もうね、搭乗ゲートから始まって、機内、旅行中と、これさえ着てれば、大抵はストレスなく過ごせるんとちゃいますか。
まぁファーストクラスとかに乗るような人向けじゃなくて、どっちかというとエコノミーの人向けかな笑。だって狭いシートに数時間乗ってるのは我々エコノミーの人でしょ笑。シワとか気になったり着づらいとかの条件付きの服ってやっぱいやですやん。
だからちょっと細かく言うと、当然、素材は伸縮性があって通気性もあって、シワになりにくいこだわった機能素材を使うてます。
素材自体のちゃんとした名前はあって、しっかりしたものなんやけど、今回はコラボってことでSEIJI TECH (セイジテック)って総称で付けてます笑。

ジャケットと作務衣はパッカブルで折りたたんで小さくなるし、持ち運びにも便利。それにマジックテープ仕様のポケットも内側にそれぞれあって、パスポートとかお札とか入れるのにぴったり。隠しポケットになってるんでね。一枚持っていけば散歩も行けるし、レストランにも入れるし、ちょうどいい感じですわ。

パンツやシャツに関してはどうですか。

パンツは、ジャケットと作務衣と同素材やねんけど、さらにジッパーにもこだわってて、ポリエステル素材のコイルファスナーってやつを使うてます。
お客さんによってはイージーパンツの紐がいやだって人もおるやろと思ってね。
よくある金属に比べて、ファスナー箇所(ムシ)もポリエステル素材なので、柔らかいし軽いし、壊れにくい。もちろん搭乗ゲートでも鳴らへんしね笑。
ほんで、さらにそのコイルファスナーを表裏を反対につけてんねんけど、そうすることでファスナー箇所(ムシ)も表側から見えへんようになってて、スマートな印象になってます。
ここらへんはファッションぽいでしょ?笑。

でシャツは、コットンみたいな肌触りのなんやったかな?笑。とにかく軽いし、丈夫やし、伸縮性もある素材で、撥水加工もあるんで、めちゃくちゃいいですよ。

ありがとうございます。ではそのこだわって作られたこれらのアイテムは、どういった人に着てほしいとか、どういうふうに着てほしいとかありますか。

もちろん、旅好きの皆さんにぜひ着て欲しいと思ってますよ。でもね、実はこれって裏テーマというか、コンセプトが頭の中にあってね。
テレビ局のフリーディレクターやAD(アシスタントディレクター)を想定して作ってるんですよ笑。

そうだったんですか。ちなみにどういうわけで。

正直なとこほんまにね、日本のテレビクルーは格好が汚いことが多い笑。忙しいのはわかるし大変なのもわかってんねんけど。
誤解がないように言うときますけど、もちろん全員とちゃいますよ。ほんの一部ですけど。僕がよく一緒になる仲良いディレクターなんかはもうね苦笑。
海外きたら日本を代表していると思え。っていつも言ってるんですけどね。

前にアフリカのロケ行った時に、たまたまフランスのテレビクルーとレストランで一緒になったんですよ。でね、むこうさんは多分ADであろう子もしっかり襟付きのシャツ着てるんですわ。それってね、文化もあるんやと思うんですが、レストランに対する礼儀ってこともありますやん。相手に対してのリスペクトの気持ちっていうかなんちゅうか。やっぱりレストラン来て、襟なしのTシャツっていうのはちょっといただけないんちゃうかって思ったわけですよ。

それに襟なしの服着てるのってアジア人が多い気がするんですよね、そこは同じアジア人の中でも差をつけたいなと。

なるほど、旅の際の着心地の良さや機能的な利便性、それにレストランとかちょっとしたところに着て行っても失礼にならないような服を選んで着るべきってことですね。

そうそう。だからね、今回作った服はまず、知り合いのフリーディレクターさんやらADさんらに配ろうかと思ってるんですわ。
日本代表としてこれきて海外ロケ頑張るで!って。

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text:三浦 良介 (URBAN RESEARCH Co., Ltd.)

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